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視力回復のために正しい知識を。目の用語集

■正視:
眼に入ってきた光が、角膜と水晶体で屈折し、網膜で焦点が合いますが、正視とは、遠くを見たときに網膜上にピントが合う状態のことを言います。

■近視:
「近目の状態」です。
遠方にある像が網膜の手前で結像する為にボヤけて見えます。
眼軸長が長い場合や、角膜や水晶体の屈折力が強いために、光が網膜の前で焦点が合い、近くのものが見えても遠くのものが見えにくい状態のことです。

■遠視:
近視とは逆に光が網膜より後方で焦点が合っている状態のこと、 遠くははっきり見えるが、近くがぼやけて見えます。
老眼の場合もほぼ同様です。

■乱視:
角膜にややゆがみがある状態で、縦方向・横方向の曲率半径が違うため、像がぼやけたり、二重、三重に見えたりします。
遠くも近くも見えにくくなります。

■アイパワー:
ソフトな縦波振動(1秒に2万4千回)を利用する超音波治療器のことです。詳しくはこちら→
サイズ 49.6×191×159mm
重量 300g
電気的入力 DC6V 100mA±10%
電気的出力 280mW±10%
発振周波数 約6〜12kHz(多重波重合超音波)
効能効果 偽近視の抑制又は緩解
厚生労働省 承認番号 21500BZZ00316000

■眼精疲労:
眼を連続して使うと眼が疲れ、痛むことがあります。
休憩をとっても目の痛みや霞(かすみ)、頭痛 などの症状が残ることを「眼精疲労」と言います。
原因としては、近視や乱視をもつため眼の調節に無理な力が必要であったり、結膜炎のような感染が原因であったり、両眼の視力が不均一なためであったり、照明が不適切、過労、睡眠不足、ストレスなどが考えられています。

■外眼筋:
眼球を上下左右に動かす筋肉です。上直筋、内直筋、下直筋、外直筋、上斜筋、下斜筋。

■内眼筋:
毛様体筋。水晶体の厚みの調節を行う筋肉です。

■屈折性近視:
角膜および水晶体の曲率が強く焦点が短かすぎて、網膜より前方に焦点を結んでしまう状態です。
そのため、網膜には拡散した光が届くためぼやけて見えます。
近くばかり見ていると、水晶体が常に厚くなってしまいこのような状態になりやすくもあります。
この屈折性近視のことを仮性近視と呼ぶこともあります。

■軸性近視:
眼圧が高くなり、眼球がラグビーボール型に変形して、眼軸に変化をきたした状態です。
水晶体の状態が正常でも、眼軸が長いと網膜より前方に焦点を結んでしまうため、遠くがぼやけてしまいます。
伸びてしまった眼軸は戻りにくいため、軸性近視のことを真性近視と呼ぶこともあります。

■網膜:
眼の奥にある薄い透明の膜のこで、カメラでいうフィルムの役目を果たしています。
瞳孔を通った光線を視神経を通じ、脳の視覚中枢に刺激を与えるパイプ役でもあります。
網膜は眼で捉えた物体を意識させ実像化させる部分で、網膜のほぼ真ん中に黄斑(おうはん)があり、物の細かい部分や色を見分ける働きを持つ細胞が集中しています。
黄斑の中央にあるくぼみを中心窩(ちゅうしんか)があり、物が最もよくみえる箇所でもあります。

■不同視:
左右で眼の視力差があることです。俗に「ガチャ目」と呼ばれます。
物を見るときは常に両眼視していますが、自然と見えやすい方の眼で見ています。
それにより、悪いほうの眼の働きが悪くなり、視力低下を引き起こします。
寝転んでテレビを見たり、ひじを突いて本を読んだりすると、対象物と右眼と左眼の距離が変わってしまい、不同視の原因となることがあります。

■マジカルアイ・マジックアイ:
ランダムな点の変わりに意味のある模様などを用いたステレオグラムのことを、マジカルアイ、マジックアイと呼び、数々の書籍が出版されています。
ステレオグラムとは、目の焦点を意図的に前後にずらして合わせることで、立体的に見ることが出来る画像のことで、ステレオグラムの二次元の画像を三次元的に見る方法を立体視といいます。
立体視には、平行法(パラレル法)と交差法(クロス法)があり、右眼で右の画像を、左眼で左の画像を見る方法であり、交差法は左眼で右の画像を、右眼で左の画像を見る、つまり視線が画像の前で交差するように見る方法です。
立体視を行うことで、両眼のチームワークがよくなり、焦点を合わせるビジュアルスキルが向上します。

■ミドリン:
瞳を開く目薬。
眼底検査や屈折検査のほか、仮性近視の治療にもよく用いられます。
仮性近視と診断されるとミドリンMが眼科で処方され、眼精疲労の治療のために処方されることがあります。
眼底検査に使用するのはミドリンT。主成分は トロピカミド(Tropicamide) 。
診断または治療を目的とする散瞳と調節麻痺薬であり、この目薬を点眼すると、副交感神経をおさえることで、瞳を大きく開くので、まぶしく見えたり、物がかすんで見えることがあります。
同時に、目の緊張状態がゆるんで、仮性近視や近業作業による疲れ目にもある程度有効といわれています。
夜寝る直前に点眼する。作用時間は5、6時間程度で、緑内障患者や眼圧の高い人では、眼圧がさらに高くなり、発作を引き起こす可能性がありますので注意が必要です。(スリット検査で閉鎖隅角緑内障は判定可能)量が過ぎると、眼の調節麻痺が現れることがあります)

■老眼:
年とともに水晶体の弾力が衰え、水晶体の厚みを変えることが難しくなる症状のことです。
一般的に遠視の人は老眼になりやすいとか、老眼になるのが早いといわれますが、実はそうではなく、遠視の人は近くが見づらくなるので、顕在化しやすいだけです。
40歳をすぎる頃になると老眼の症状が出始め、50歳ぐらいになるとある程度はっきりと老眼の症状がでてきます。
ただ少しづつ進むため「ここから老眼」という明確な基準がなく、感じ方には個人差があります。
近視の人でも、メガネをかけたまま新聞が読みにくくなり、メガネを外さなければ見えないようになります。
これは老眼の症状が出ているともいえます。
(もちろんメガネをかけなくても見える距離のものをメガネを通して見るのはよくありません)
老眼鏡は凹レンズの近視用メガネとは反対に、凸レンズによって網膜より後ろに結ばれてしまう焦点を網膜上にもってくきます。
遠近両用メガネや遠近両用コンタクトレンズもあります。

■弱視:
眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても、視力が出ない眼のことです。
弱視の原因は、白内障などの重い眼の病気などが原因となって視力が悪い先天性なケースと、
視力の発達する2〜3ヵ月の頃から3歳頃までの幼児期に、斜視や強度の屈折異常が発端となり、鮮明な映像を映していない眼から得られた情報が抑制され、視力の発達が止まってしまい視力が上がらないという後天的なケースがあります。
視力の発達が抑えられている期間の長さにより、よくなる場合とよくならない場合があります。
テレビを前の方で見たり、よく目を細めていないか、ものを見にくそうにしていないか注意しましょう。
片目がよく見える場合には気付きにくいので、片目を隠してカレンダーや時計を見せて確認するのもいいでしょう。

■ランドルト環:
万国式試視力表。
視力検査で使う、一部分が切れた円のこと。フランス人の医師、Edmund Landoltが考案したものです。
1909年イタリアで開催された国際眼科学会で、国際指標として制定された万国共通の規格となっています。
直径7.5mmのランドルト環にある幅1.5mmの切れ目を、5メートル離れた場所から見ることができると視力は1.0となり、5メートル離れた場所から、1.5mmの両端を見たときの視角は、ちょうど1分=1/60度の角度となります。
つまり視力1.0とは、1分の視角にある切れ目を2点として識別できる能力のことです。
ハッキリ見えていても、ぼんやり見えていても、切れ目が判別できれば見えていることになるし、明るさによっても見え方が違うので、比較的あいまいなのがこの指標の難点でもあります。
正確な近視・遠視・乱視の状態を知るには、屈折度数が適しています。

■緑内障:
房水は眼房(前房と後房)を満たす透明な液体で、角膜や水晶体に栄養を供給しています。
房水は毛様体で産生され、後房から前房に流れて、隅角からシュレム管へ排出されます。
隅角には、線維柱帯という組織があり房水を濾過しています。眼圧は、房水の産生と排出のバランスによって保たれています。
何らかの原因でこの房水の流れが滞り前房に房水がたまると、 眼球全体の内圧が上がってしまいます。
眼圧が高くなり、視神経を圧迫することで、視野障害が起こります。 それが緑内障です。

■屈折度数:
ディオプターともいい、主に眼鏡用のレンズの屈折度の単位のことです。
ディオプターは、ジオプター diopter やディオプトリ dioptre と呼ぶこともあり、記号は Dptr, D で表します。
焦点距離が1mである屈折度で、1 (m) ÷焦点距離 (m) という式で表されます。
たとえば、焦点距離が 0.5m なら屈折度数は 1 ÷ 0.5 = −2D となります。
屈折検査は、オートレフラクトメータ(オートレフ・ケラトメーター)と呼ばれる装置で、眼球の光学的な特性を調べることができます。
近視、遠視、乱視の度数を測定します。
S(Sph)で表される屈折度数(球面度レンズ)は、マイナス(−)が近視の度数、プラス(+)が遠視の度数を表します。
遠視・老視用の凸レンズでは値が正になり、近視用の凹レンズでは負になります。
C(Cyl)で表される乱視度数(円柱レンズ)は、乱視の強さを表します。
AX(Axs) は乱視軸の角度のことで、0〜180°の角度で表します。

Sph: Spherical(近遠視度数)
Cyl: Cylinder(乱視度数)
Axs: Axis(乱視軸角度)
PD: Pupilo Distance(瞳孔間距離)
VD: Vertex Distance(角膜頂点間距離)

■白内障:
白内障は、水晶体内のたんぱくの変性に伴い混濁した状態のこどで、「しろそこひ」とも呼ばれます。
白内障で最も多いのは加齢に伴う老人性白内障です。
目の老化で白内障が発症するもので、60歳代で70%、70歳代で90%、80歳以上になるとほぼ100%の人に白内障が認められます。
そのほかでは、目の外傷、アトピー性皮膚炎、糖尿病、栄養失調などの原因ででは若いうちからの発症があります。
また、遺伝、放射線や赤外線照射、ステロイド剤・抗精神病薬などの副作用、ブドウ膜炎などの目の病気よる続発性白内障、生まれつきに水晶体の濁りのある先天性白内障もあります。

■仮性近視:
読書などで毛様体筋の緊張が長時間続いたために起こる軽度の近視状態。適切な処置により回復します。学校近視。偽近視。
(三省堂提供「大辞林 第二版」より)
通常、毛様体筋が水晶体の厚みを変えることで、網膜に焦点が合うようにしてピントを合わせますが、毛様体筋の緊張状態が続いて近視状態になるのが仮性近視です。
毛様対筋の緊張が軽度であれば、長時間にわたる読書やゲーム、テレビを控えることで、視力が回復することもあります。
ただこの段階で生活習慣の改善を図らずに、メガネやコンタクトレンズを使用すると、目が近視の状態に慣れてしまい近視が進行してしまいます。
特に子供は近視が進行しやすいので注意が必要です。近視も早期発見、早期対処が大切。子供の場合は親がよく観察して注意してあげましょう。
姿勢が悪くなっていないか、本やノートに顔をくっつけていないか、テレビを見るときに目を細めていないか気をつけましょう。
仮性近視を屈折性近視、真性近視を軸性近視と対比するとわかりやすいでしょう。

■ハロルド・ペパード:
Dr.Harold M.Peppard。
1899年カナダ東部ノーバ生まれの医学博士。
シカゴ眼科大学を卒業後、ニューヨーク市で開業。
ベイツス博士の眼筋論を一生の課題とし、それまでの通説であった「視力は回復しない」を大きくくつがえしました。
数々の批判があったにもかかわらず、誰もこの理論を反証することはできませんでした。
長い臨床生活で博士の恩恵を受けた患者は数十万人にも及ぶも言われます。

■オルソケラトロジー:
Ortho-Keratology
高酸素透過性ハードコンタクトレンズを用いて、角膜を傷つけずに角膜の屈折異常を正常に形づける矯正療法のことです。
ギリシャ語でオルソとは矯正、ケラトは角膜、ロジーは療法が語源。
米国では30年の歴史を持つな療法で、世界で多くの人が治療を受けている比較的安全性の高い治療法で、治療で使用する特殊なコンタクトレンズにより、弾力性のある角膜を平らな状態に近づけて、近視を矯正します。
夜寝ている間にレンズをつけることで、就寝中に角膜の形が矯正されます。
朝起きてレンズをはずした後は、一定の期間は視力は回復した状態が続くというものです。
日本国内ではまだ厚生労働省未承認品目で、保険診療適応外なので自由診療となります。

■学校検眼:
学校では春になると身体検査が行われます。
学校検眼とは、学校で測る視力のことです。
一般的な視力検査は、0.1から2.0で記録されますが、学校検眼の場合は、ABCDの4段階で検眼通知書に記録されます。

判定 視力
A 1.0以上
B 0.7〜0.9
C 0.3〜0.6
D 0.2以下

たくさんの子供を測定しなければならないので、時間の関係で4段階判定になっているのかもしれません。
この4段階判定の問題としては、ランクが下がったときには、視力低下がかなり進んでしまっていることです。
成長期は近視の進行が早いので、親御さんは低下の兆候がないか注意深く見ておく必要があります。
視力回復は早期発見早期対処が基本です。

■コルネアプラスティー:
corneaplasty
角膜細胞に働く酵素を挿入することにより、オルソケラトロジーによる矯正効果を高め、矯正効果の永続させる技術がアメリカで開発され、現在治験中です。
(Wikipediaより引用)
オルソケラトロジーもオサートもその性格上、装用をやめてしばらくすると角膜の状態は元に戻ります。
すなわち可逆的であることは、メリットでもありデメリットでもあります。
せっかく視力が出ても、夜間に装用しなければ、また元の視力に戻ります。
では、角膜の形を矯正し視力が出た時点で、固めてしまったらいいではないか、そう考えた人がいたのでしょう。
そこで、オルソ・ケーレンズの利用に酵素治療を加えたコルネアプラスティーが開発されました。
レンズで角膜を矯正した後、特殊な酵素を注入することでそのまま矯正した角膜を維持させようというものです。

■ワック:
眼科医において近視治療に使われる医療用具。正式名称は両眼視簡易検査器だが、株式会社ワックの製品であるためワックと呼ばれます。
ミドリン点眼と併用されることが多くあります。
両眼視簡易検査器 “D-5000 AUTO”|眼科医療機器ワック(眼精疲労・眼科手術等)(医療用具承認番号:08B第0573号)
検査器の中の美しい風景を5分眺めるだけで、遠くの風景を長時間眺めているのと同じだけの効果があります。
これによって間接的に毛様体筋を刺激し目の緊張を解く方法、これは雲霧法と呼ばれ、眼精疲労の軽減や内側に寄ってしまった視線を平行に保つ効果を持ちます。
水晶体体操法
視標は+3.00D(雲霧)から±0.00D〜−1.00D(調節安静位)の間を前後移動しますので、近くに順応した調節を自然に遠くへ順応させます。

 
 
 
 
 
 
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